近畿大阪府寝屋川市

ベルおおとし 寝屋川市2番目に古い商店街?の中を観察

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寝屋川市で最も歴史のある商店街といえば、先日特集した「寝屋川一番街」。京阪電車沿線でも髄一の賑わいを見せる寝屋川市駅周辺において、現在もその存在感を際立たせている。

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ベルおおとし

そんな寝屋川一番街の反対側、寝屋川(川の名前です)を渡った先には「ベルおおとし」なる商店街が口を開けて待っており、現在も営業を続けている。なんでもこの商店街、寝屋川市で2番目に古い商店街になる部分があるようで、同じ駅の周辺でワンツーフィニッシュしているというなかなかに面白い状態となっているようだ。今回は、そんな寝屋川市駅西側に位置する商店街「ベルおおとし」について、その様子を見ていくこととする。

寝屋川市で2番目に古い商店街?「ベルおおとし」

ベルおおとし

ベルおおとしは、大阪府寝屋川市に位置する商店街。京阪寝屋川市駅の西側、京阪電車から川を隔てた場所に位置している。商店街の正式名称は「大利商店街」という名前で、「ベルおおとし」というのはあくまで愛称となっている(ただし、実務上は「ベルおおとし」の名称をメインに使用しているため、今回は「ベルおおとし」の名称を使用します)。

平成初期の「ベルおおとし」

小学校3・4年生社会科副読本「わたしたちの寝屋川市」に掲載された、平成初期のベルおおとし周辺。衣服関係の店舗が多く並んでいることが分かる。

ベルおおとしの歴史は長い。寝屋川市の小学生が学習する図書「わたしたちの寝屋川市」においても、

くつ屋のおじさんの話

うちの商店街は、寝屋川市の中でも1,2番目に古い商店街で、駅に近いこともあって昔は市内のいろんなところからお客さんが買い物に来てくれたものでした。また、昔から人と人とのつながりを大事にしてきました。この店も私で2代目ですが、私の父の時からのお客さんも来てくれることもあります。

(一部、ひらがなを漢字に改変しています)

という文章が掲載されている。ただし、寝屋川で一番古い商店街は先述した「寝屋川一番街」となっているため、(推測ではあるが)ベルおおとしが2番目に古い商店街であることは間違いないだろう。

寝屋川一番街商店街 寝屋川市初の商店街の現状を見て回る
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ベルおおとし

長い歴史を持つベルおおとしだが、アーケードの設置は1988年と意外に遅め。2003年にアーケードがリニューアルされ、現在に至っているようだが、驚いたことにこのリニューアルは寝屋川一番街と同年に行っている。仲良しなのかライバル関係なのか分からないが、お互いがお互いを意識していることは明らかだ。

ベルおおとし

ベルおおとし東側に位置する「寝屋川」

そんなベルおおとしだが、その実情は一体どうなっているのだろうか。ここからは、ベルおおとしの内部について見ていくこととする。

ベルおおとしの先は「神社通商店街」、そして神社に接続しています

ベルおおとし

ベルおおとしの概要について見てきたところで、その内部の様子を見ていこう。入口に描かれているキャラクターが可愛いことこの上ない。

ベルおおとし

中の様子を見ていく。平成初期のベルおおとしは衣服関係のお店が多くあったようだが、現在は衣服関係の店舗は少なめ。病院や理髪店などの「サービス関係」の店舗が多く構えられており、どちらかというと当時より多様な店舗が展開されているように思える。

ベルおおとし

ベルおおとし

中の通路は狭め。とはいえ駅に向かう道を中心に多く載人で賑わいを見せており、案外混雑している。核店舗として、駅からやや離れた側にスーパーの「万代」が出店しており、その周辺を中心に店舗が展開されている。駅から離れた側のほうが栄えているというのがなかなかに面白い。

ベルおおとし

ベルおおとし

ベルちゃん(再掲)

「ベルおおとし」の名称の通り、商店街の内部には時計のついた大きな鐘やベルをモチーフにした「ベルちゃん」なるキャラクターが配置。いかにもそれらしいといえばそれらしい。

ベルおおとし

ベルおおとし

ベルおおとしのアーケードを抜け、その先に位置する「神社通商店街」なる商店街へと入っていく。

ベルおおとし

ベルおおとし

こちらは先ほどのベルおおとしと比べ、全体的にのんびりした雰囲気が流れている。残念ながらシャッターが下りたままとなってしまっている場も多いものの、駅と神社とをつなぐエリアとしてそれなりの地位を保っている。

ベルおおとし

ベルおおとし

神社通商店街を抜け、「大利神社」に到着。創建年代は不明だが、少なくとも江戸時代から続く由緒正しき神社の模様。毎年10月に例祭を行っており、例年商店街の中をお神輿で巡行するのだとか。お店に来るお客さんの数が減っているのは確かなようですが、今後も末永く営業を続けてほしいものです。

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