JR京都線・千里丘駅東側に立地。現在は西側で別途再開発事業が行われているが、元々はこちらが先輩格。フォルテ摂津は1992年の開業、西側再開発は2024年現在目下事業進行中で、2027年ごろの開業を予定している。
駅からはロータリーの上を渡るペデストリアンデッキを隔てる形で直結。外観写真からも分かる通り、核店舗に「阪急オアシス」「ゲオ」、下層階に商業エリア・上層階に住宅がある典型的な建築となっている。
2023年訪問時のフロアガイドは上の通り。オフィスや地権者店舗、再開発後に入居したであろう店舗などがごちゃごちゃと入り組むような形で入居しており、お世辞にも回遊性は良いとはいえない。いかにも再開発ビルらしい構成で、上層階には医療系テナントや摂津市の市民施設「フォルテ301・303」なる小型のホールが入っている。
元々再開発前も商業系店舗や住宅がめちゃくちゃに混在していたようだし、仕方ないといえば仕方ないか。
フロアガイドからも分かる通り、フォルテ摂津のテナントは路面店舗と施設内店舗がほぼ半々ずつとなっており、2階にペデストリアンデッキがある関係からか、2階にも路面店舗が数多く並んでいる。核店舗も「ゲオ」が路面店で「阪急オアシス」は中にあるような状態だし、統一感がないなあ・・・。
中は1992年開業というその時代背景もあってか、バブルっぽい面影がそこかしこに残る(とはいえ、控えめなものが中心で、いかにもバブルっぽいド派手なものは見受けられず)。核店舗としてスーパーが入居していることもあり、人出がそこそこ多かったのは意外だった。
駅の反対側には阪急オアシス名物のトマト看板、及び地下駐車場へと向かう入口が設置されていた。駐車場は30分100円・1日最大1000円と普通の値段設定だが、なんと提携店舗が「阪急オアシス」のみというなかなかの設定。車では少々使いづらい・・・。
そういえば本題とは全く違う形になるんですけど、このフォルテ摂津を運営する「摂津都市開発株式会社」の公式サイト、いつのwebサイトだよ??ってツッコミたくなるレベルに懐かしいwebサイトになっているんですよね(笑) しかもURLが「http://www.settutosikaihatu.sakura.ne.jp」っていう・・・。 この今では骨董品となってしまったwebサイト、今後も末永く維持して頂きたいものですね。