神戸市地区まとめ兵庫県近畿

神戸市の特徴を区ごとにご紹介。どこに何があるかが分かります。【随時情報追加】

兵庫県の中心・神戸。「オシャレタウン」としての印象ばかりが先行するこの神戸だが、実際は区ごとに特徴が際立っている面白い都市であり、そこに住んでいる人間にも微妙にクセを持つ、実に面白い街となっている。そこで今回は、神戸市の区ごとの特徴について、それぞれまとめていく。自虐風の表現も含んでいるため、ノークレーム・ノーリターンでお願いします。

東灘区

東灘区地図

岡本商店街
オシャレな街、神戸の中でも最もオシャレで上品な街並みを感じれるのはここと言って良いだろう。特に阪急神戸線沿線の岡本や御影周辺は女子大も多くあり、いかにもお金持ちらしい町並みが広がっている。それに加え、それだけキレイな街であるにも関わらず観光ガイドにあまり取り上げられないため、チェーン店による侵略もあまり進んでおらず、「頑張る個人店」の絶品料理を余すことなく楽しめるのもメリットだろう。「神戸らしさ」を感じたい観光客の皆さんは、三宮よりも阪急岡本や阪急御影(特に岡本)に行くべきだと筆者は考えている。

その一方、JRの線路を超えた阪神側はオシャレな景色が広がっているとは言い難く、阪神御影の御影クラッセやJR住吉駅前の再開発エリアが少し目立つ程度で、全体的には庶民的な街並みが広がっている。阪神深江の駅前なんか、芦屋のとなりにあるのにパチンコ屋だらけですからね。芦屋市がパチンコを条例で禁止しているということもあるが、変に規制すると綻びが出る、ということを教えてくれる良い事例だともいえる(笑)

六甲アイランド中心部の街並み

橋を越えた六甲アイランド側には、高層マンションや高層ホテル、屋外型ショッピングモールなどといった近未来的な街並みが広がっている。その一方、建てられた施設は明らかに供給過剰状態となっており、ここにアジア本社を抱えていたP&Gが本社を三宮の市街地に移したほか、シェラトンホテルはCMが有名なホテルニューアワジ社に売却され外資系ホテルなのに温泉が掘られた。また、大型ショッピングセンター「神戸ファッションマート」は10階建てのショッピングセンターとして作られたにも関わらず、実際に店舗が入っているのは1階から3階のみ。残りは全てオフィスに転用されるなど、いろいろといざこざが起きているエリアでもある。

神戸ファッションマート

神戸ファッションマート。見た目はキレイだが・・・。

灘区

灘区地図

六甲山や摩耶山といった山を持つ区。夜景を楽しむなら灘区一択だろう。六甲山にはスキー場やアスレチック場もあるし、摩耶山の夜景、「摩耶山掬星台」は日本三大夜景の一つに数えられるほどの場所として有名だ。

しかし、それ以外はというと大して有名な場所はなく、王子動物園のジャイアントパンダが目立つ程度で、それ以外は大して・・・という感想を抱いてしまう。阪急や阪神の特急電車が止まらないのも納得といったところだろうか。全体的に影の薄い区で、神戸には珍しく下町風情がかなり残るエリアのため、「住むには便利だが、観光するには向かない」、そんな印象を持たれることの多い区であるといえる。

エルナード水道筋

比較的「高級」「オシャレ」と言われる阪急神戸線沿線だが、灘区に関しては例外だ。阪急王子公園駅近くにある「エルナード水道筋」は今も残る元気な商店街として有名で、阪急神戸線沿線とは思えない下町風情が広がっている。この近くでは毎年「灘チャレンジ」と称したお祭りも行えるほどのにぎわいを見せているそうなので、ぜひ一度行ってみてはいかがだろうか。

灘チャレンジ実行委員会公式HP
灘チャレンジ実行委員会が管理・運営する公式ホームページです。企画紹介・お世話になった団体企業個人の紹介などを掲載させて頂きます。

中央区

神戸市中央区地図

神戸市役所から見た三宮

北野異人館、メリケンパーク、元町、ハーバーランド・・・ 観光客が「神戸」と聞いて想像するものの大半は、この中央区にある。神戸市の中心地である中央区では、神戸最大の繁華街である三宮や元町を中心に膨大な数のオフィスやレストラン、ショップが立ち並んでおり、ここになければ神戸にはないといっても過言ではないほどの多くのモノが並んでいる。地元民・観光客ともに訪れる、まさに神戸市の心臓と言っても差し支えないだろう。

また、神戸市特有の「山と海に近い」という場所柄、都会でありながら自然も多く残っており、特に新幹線のある新神戸駅周辺には布引の滝を中心に多くの癒しスポットが残っており、市民の憩いの場となっている。市街地だけど自然も残る街、それが神戸だ。まあ、この近くには大変なことになってしまった施設もあるんですが。

<詳しくはコチラから>

まるで廃墟。新神戸「コトノハコ神戸」の酷すぎるその状況。【OPA1号店】
以前の記事で、兵庫県の中心は三宮であるということについて軽く触れた。しかし、全ての機能が三宮に集約されているなどということは決してなく、医療都市はポートアイランド、男の街は...

いっぽう、海側のエリア、ポートアイランドには神戸市のエゴによって建設された神戸空港や大学、オフィスビルや工場といった多種多様な産業がそろい、にぎわいを見せている。一時期は大失敗などと言われていたポートアイランドだが、神戸空港の開業もあり、現在では六甲アイランドと比べてもかなり良好な状態にある。経済面に関して言えば、ポートアイランドは成功したと言えるだろう。その一方で、ポートアイランド内唯一の交通手段、ポートライナーが慢性的な混雑に見舞われているといった別の問題も起きているのだが・・・。

兵庫区

神戸市兵庫区地図

新開地商店街アーケード入口

平安時代末期、福原京が置かれており、その関係もあって平清盛関係の遺跡や伝説が多く残る区。「兵庫」という名前が使われているものの、実際の中心は中央区であり、兵庫区は中央区に比べるとやや市街地という面では劣るといっても良いだろう。戦前は「東の浅草、西の新開地」として大衆文化の拠点になっており、オフィス等も多く所在し神戸の中心地となっていた新開地であるが、現在ではその機能は失われ、完全に「男の街」となってきた様相がある。

新開地商店街 パチンコ屋だらけの商店街に神戸の闇を感じた。
「おしゃれ」という良いイメージばかりが先行する神戸市だが、だからといって全てのエリアが小綺麗であるわけではないということは前回の記事でも述べたとおりである。 <前回の記事> ...

東山商店街

また、昭和の下町らしい光景が多く残っているのもこのエリアの特徴だ。神戸市公式の移住プロモーションサイト「KOBE address」にも兵庫区のエリアとして「新開地・湊川エリア」が紹介されており、いかにも下町らしい、懐かしい光景を見ることができる。この辺は灘区に似たものがあると言って良いだろう。

神鉄横丁入口

しかしその一方、昭和期には栄えたが今では半分廃墟となってしまった商店街やビルが多く残るのもこのエリアだ。全体的に戦前や高度経済成長期に全盛期を迎えた商店街や建物が多く残っているため、他の区に比べて昔の遺産が多くあるのが特徴だといえる。廃墟探索や一時期のピエリ守山のような施設が残るエリアでもあるため、人によっては一番面白いエリアになるのかもしれない。逆に、「神戸=おしゃれ」という先入観を持ってきた人は絶望するエリアにもなるので要注意といえるだろう。

神戸の下町・湊川に、「神戸らしくない」風景が残っていた件。
「おしゃれ」という印象ばかりが先行する街・神戸。 しかし、その神戸市とて150万人の人口を抱える都市であり、全てのエリアがおしゃれであるわけがなく、神戸市中心部・中央区の周辺...

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