近畿神戸市兵庫県

まるで廃墟。新神戸「コトノハコ神戸」の酷すぎるその状況。【OPA1号店】

コトノハコ神戸 1F

以前の記事で、兵庫県の中心は三宮であるということについて軽く触れた。しかし、全ての機能が三宮に集約されているなどということは決してなく、医療都市はポートアイランド、男の街は新開地といった具合に、三宮が中心地であるということは紛れもない事実であるにせよ、実際はいくつものエリアが、それぞれの強みを生かして様々な機能を補完する形で存在している。そして、今回取り上げる新神戸も、「新幹線の駅がある」という強みを生かし、独自の発展を遂げている。

しかし、新神戸駅があるからといって、この街がポートアイランドや新開地のように一大経済圏を形成しているかと言われると、決してそんなことはない。三宮に近すぎるからだ。今回は、そんな三宮の影響を受けた結果、空き店舗だらけになってしまった建物、コトノハコ神戸をご紹介しようと思う。

コトノハコ神戸 入口(地下鉄側)

コトノハコ神戸の酷すぎる今

さて、さっそく中に入っていくとしよう。コトノハコ神戸は地下3階~地上3階、計6つの階から構成されるショッピングモールとなっており、地下鉄・新幹線の新神戸駅から直結、神戸の中心・三宮からも地下鉄で1駅2分、さらに北野異人館などの観光地からも徒歩圏内となっており、利便性が悪いなどとは口が裂けても言えない。このことは、この建物の上層階にホテル「ANAクラウンプラザ」が営業を行なっていることからも分かるだろう。

コトノハコ神戸フロアガイドコトノハコ神戸フロアガイド

しかし、だからといって実際にお店が入っているのかと言うと、決してそんなことはない。上のフロアガイド、そしてショップガイドを見てもらえれば一目瞭然だろう。まず、地下3階から地上3階のうち、地下1階と地下2階にはショップが無い。また、それ以外の階においても、地下3階は2店舗、地上1階は2店舗(+病院)のみの営業となっており、2階や3階においても、半分以上のテナントが空いたままという状況だ。これだけの床面積を誇るにも関わらず、ショップガイドが空きだらけという状況からも、これに関しては納得いただけるであろう。

コトノハコ神戸ショップガイド

ちなみに、地下3階、地下鉄側の入口では、同じショップガイドが「レストランガイド」という表記で出されていた。いや、名前変えろよ。一応2019年にできた施設なのだが、なぜこんな初歩的なミスに気付かなかったのだろうか・・・。

コトノハコ神戸 B3

のっけから不安全開だが、とりあえず中に入っていくとしよう。地下鉄と直結する地下3階はダイエーと100円ショップの2店舗が営業している。これだけ見るとなかなかうまくやっているな、と感じてしまう。

しかし、それ以外の場所に関しては見るも無残な状況だ。これは地下鉄から100円ショップに向かう道を撮影したものだ。これを見るだけでも、コトノハコ神戸の今の状況がすぐに分かるだろう。ただお店がないだけでなく、天井の配管がむき出しというのが妙にリアルだ。まるで空港のLCCターミナルのような状況なのがなぜかそそるのだが、これはたぶん取材班だけだろう(笑)

コトノハコ神戸 B3F100円ショップ

100円ショップの地図だってこんな状況。どこに何があるのかよくわからない。一体いつ作られたのだろうか。早く新しいものに変えろよ、おいおい。

地下1階・2階に至っては、もはやフロアに入ることすら許されなかった。エレベーターもボタンがつかない。「地下1階には、コトノハコ神戸の事務所が入っている」なんてことも書いてあったりするが、そんなものは見た感じ存在しないようだった。コトノハコ神戸さん、粉飾は良くないでっせ・・・。

コトノハコ神戸 1F

1階にも来てみたが、やはりこの状況は変わらず。どうやら、1階に入っている3店舗は全て南側の赤い部分・青い部分に入っているようで、エスカレーターのある北側・緑色の部分には0店舗という状態にあるらしい。最も人の通りが多いと言われる1階ですら店舗がないなんて、いったいどうなってるんだ。

挙句の果てには、広すぎる通路をシャッターでふさぎ、テナントの中を貫くように木の通路を作る始末。むきだしのコンクリートに赤色コーン、そして木の板。さながら工事現場のような状態である。2019年開業のショッピングセンターですよ、これ。よくこんなんで営業を続けようと思うなあ。

2階・3階も似たような状況。3階はレストランフロアということもあるのだろう、この辺は某ウイルスの影響もあるのだろうが、1階に比べればまだ営業している店舗もあるものの、全体的にはテナントの入っていない残念な場所ばかり。工事現場がないからまだ良かったとはいえ、これで本当にやっていけるのか。心配でならない。

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