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四貫島商店街本通り 千鳥橋エリアの核となる商店街、その実力やいかに

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大阪市此花区・千鳥橋エリア。西九条まで1駅・難波まで12分というその恵まれた立地にあるにも関わらず、地下鉄もJRも通っていないせいかその知名度は意外に低い。

四貫島商店街本通り

とはいえ、その場所の良さからか駅前には多くの商店街が立地しており、現在に至るまで多くの店舗が軒を連ねている。そんな千鳥橋エリアにおける商店街で最もにぎわっているのが「四貫島商店街本通り」。今回は、この四貫島商店街本通りについて、その概要と現状を見ていくこととする。

四貫島商店街本通り

四貫島商店街本通り

四貫島商店街本通りは、大阪市此花区・千鳥橋駅前に位置する商店街。阪神なんば線千鳥橋駅南側・駅の目の前に位置する商店街となっている。商店街としては1948(昭和23)年4月「四貫島商店街」として発足、その後いくつかの商店街を切り離し、残った地区を「四貫島商店街本通り」という名称に変更し、今に至っている。

四貫島商店街本通り

入口にはいきなり魚のオブジェが。こちらは同じ此花区に位置するユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクション「ジョーズ」にちなみ、サメのオブジェとして作ったものなのだそうだ。そしてその下には「Shikanjima Maine Street」というこれまた謎の文字。「Maine」という用語は英語でメイン州(アメリカ50州の一つ)を表しているそうですが・・・。何かの間違いでしょうね(笑)

四貫島商店街本通り

周辺に重工業・化学工業などの工場群があり、その社宅居住者や通勤客などで戦前から大きな賑わいを見せていたというこの千鳥橋エリア周辺。このエリアは戦時中も大阪大空襲の被害を奇跡的にまぬがれ、戦後すぐに人のあふれるエリアとなったという。

四貫島商店街本通り

現在は先ほども書いた通り、当初発足した「四貫島商店街」を「四貫島商店街本通り」「四貫島商店街中央通」「四貫島森巣橋筋商店街」の3つに分割し、現在に至っている。ここからは、そんな四貫島商店街本通りの様子を見ていくこととする。

四貫島商店街本通り

四貫島商店街本通りの中へと入っていこう。駅前ということもあり、現在も人通りがそこそこ多い。千鳥橋駅前には「マックスバリュ」が2013年に開業しており、そのお客さんの通り道となっているのかもしれない。

四貫島商店街本通り

四貫島商店街本通り

距離としては200mにも満たず、大阪の商店街としてはそれほど規模の大きくないこの四貫島商店街本通り。とはいえ、短い商店街の中にも多数の個性的な店舗が多く並んでおり、中にはお店の商品を道路上に大きく飛び出してしまっているお店も散見された。どこかから文句を言われるかもしれませんが、個人的には古き良き日本らしい景色が広がっていて微笑ましいですね。

四貫島商店街本通り

四貫島商店街本通り

商店街内には、一部だけではあるがシャッターアートを行うお店も。一般にシャッター商店街と言われると嫌な印象が思い浮かびがちですが、こういうちょっとした工夫があると全然違うんですよね~!!

商店街内で謎の「ドラキュラかき氷」を食らう

四貫島商店街本通り

さて、四貫島商店街本通り内にてなかなか面白いものを見つけたので、今回それについて見ていくことにしよう。その名も「ドラキュラかき氷」。四貫島商店街本通りの駅側入口に位置する「ChampCrepe(シャンクレープ)」にて夏季限定で売られているものとなっている。

四貫島商店街本通り

ちなみに2022年のかき氷メニューはこんな感じ。「いちご」「ブルーハワイ」といった定番ものもあるが、やはり気になるのは13番の「ドラキュラ」だろう。店員さんに聞いてみたが、「ぶどう系の味?らしいです。詳しくは分かりません」とのこと。店員さんも分からないって・・・(苦笑)

四貫島商店街本通り

そして出てきたのがこちら。いかにも黒黒しい色が目立ち、「ドラキュラ」の名前にふさわしい見た目をしている。そして肝心の味だが、確かに店員さんの通りブドウの味。その中でも特に「巨峰」の味に近いと感じた。メロン味のしないメロンかき氷と異なり(失礼)、しっかりとぶどうの味が染み込んでいたのは意外だった。こういう変わり種かき氷、もっと広まってほしいですね!!

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