東京都港区といえば、「シロガネーゼ」や「港区女子」に代表されるように、お金持ち女子・お金持ち女性が多数生息することで有名なエリアである。そして今回紹介する「虎ノ門」も、その例外ではない。
しかし、デートとなると話は別である。虎ノ門にデート、となるとためらいを持つ方も多いのではないだろうか。もともと、虎ノ門エリア周辺は完全なオフィス街で、デートスポットらしいデートスポットが見当たらなかったからだ。
しかし、今回訪れたこの「虎ノ門横丁」は、最高の場所だった。デートに最適だといえるだろう。ある1つの点を除けば。
そこで今回は、なぜ虎ノ門横丁がデートに最適なのか、そしてそこに潜む唯一のワナとは何なのか、解説していきたいと思う。
デートに最適な理由1:安くてうまい
虎ノ門横丁の最大の利点。それは、安くてうまいということだ。
東京の名だたる名店が集結しているということもあり、激安ではありませんし、ディナーで食べてしまうと3~4,000円かかってしまいう。
しかし、ランチであれば話が変わる。ランチであれば1,000円台でガッツリ食べることができる。虎ノ門ヒルズ公式サイトの「平均予算」を見てもわかるだろう。詳しくは下のリンクからご覧になってほしい。
それに加え、「虎ノ門横丁」は料理がオシャレなのも特徴だ。これに関しては、写真をご覧になってほしい。
(全て公式サイトより抜粋)
これら全て、虎ノ門横丁で食べられるのだ。そしてその割に、高くても1品1,000円程度で食べられる。東京の名店という条件、虎ノ門という立地を考えると、この価格は相当リーズナブルだといえよう。なかなかよくできているな・・・。
デートに最適な理由2:カウンター席中心である
虎ノ門横丁がデートに向いている2つ目の理由。それは、カウンター席中心で構成されているという点だ。
カウンター席の何が良いのか。それは、カウンター席という状況がもたらす物理的・心理的状態にある。
まず、カウンター席では横並びに座ることになるため、顔を合わせるために横を向く必要がある。そのため、変な緊張感を持つことなく、また適度に異性と目を合わせながら会話をすることができるのだ。要するに、目を合わせる機会が少なくなるため、緊張しなくなるのだ。
また、異性との距離が近くなるのもカウンター席のメリットである。横並びになることで親近感を感じ、ボディタッチをしやすくなるのだ。異性を落とすならカウンター席、これは確認しておこう(笑)
そしてもう1つ。カウンター席に座ることで、会話に集中しやすくなるというメリットがある。仮に、異性と正面から向き合って座るとどうなるか。反応やリアクション、表情の変化がいちいち視界に入ってしまい、思ったほど会話に集中できなくなってしまうのだ(取り調べや裁判が正面向きで行われているのもそれが理由だ)。しかし、カウンター席ではそんなことは決して起きない。そのため、集中して会話を聞くことができるのだ。それに加え、カウンター席では厨房が良く見えるため、店内の照明や料理人、といったものが目に入りやすくなり、会話に困ることも少なくなる。その点でも、カウンター席はオススメだ。
うれしいことに、虎ノ門横丁に出店しているほとんどのお店にカウンター席がある。とてもありがたい!!
デートに最適な理由3:違うお店のフードを一緒に食べられる
虎ノ門横丁には、「寄合席」というものがある。これは、いわゆる「フードコート」と同じような立ち位置を持つ席となっている。つまり、違うお店の食べものを同じテーブルで食べることができるのだ。たとえ好きな食べもの・嫌いな食べものが違っても、同じテーブルで食べることができる。それでいて、ショッピングセンターのフードコートのような「安っぽさ」がない。これが虎ノ門横丁の魅力なのだ。
虎ノ門横丁に潜むワナとは?
さて、これまで虎ノ門横丁がいかにデートに優れているか、ということを解説してきたが、実は虎ノ門横丁にはワナも潜んでいる。
先ほど、「ランチなら安くて美味しい料理が頂ける」と書いた。
そう。ランチならね。
つまりどういうことか。ランチ以外の時間帯、例えば夜に訪問し、食事をしようとなると、それなりの出費を覚悟しなければいけないということだ。出費を抑えたいのならば、訪問時間には十分気をつけなければならない。
まとめ
いかがだっただろうか。今回は、「虎ノ門横丁」がいかにデートに向いている場所なのか、3つの視点から書いた。デート場所として「虎ノ門」を選択するのは難しい部分もあるだろうが、その分新鮮な経験となることは間違いないだろう。落とし穴に注意しつつも、デート場所に困った際は、ぜひ「虎ノ門」にも目を向けてみてほしい。