浦安市千葉県関東

【ディズニーの裏側】東京ディズニーリゾートの堤防の外、そこには何がある?【2021最新版】

千葉県浦安市舞浜、みなさんご存じの「東京ディズニーリゾート」のある場所だ。2つのパークと大量の高級ホテル、そして「イクスピアリ」なるショッピングモールがあり、名実ともに「リア充の集まる場所」という地位を独占している。最近では大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンが力をつけてきたこともあり、「2大テーマパーク」なんて呼ばれたりもしているが、やはり2つのパークを持つディズニーリゾートと1つしかパークを持っていないUSJじゃ来場者数が違いすぎるし、やはり日本最強の遊園地はここなのだろう、ということをここに来るたびに見せつけられる。

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JR舞浜駅

さてさて、やってきました、京葉線舞浜駅。毎日この土地には全国各地、いや世界各地から人々が訪れる。当初、一漁師町だったこの浦安市は1983年に東京ディズニーランドができて以来、今では「千葉県で最も観光客の多い市町村」という称号まで得てしまった。観光客といっても、実際にはこの舞浜エリアを回る程度で、その他の商業地には全くと言って良いほどお金を落とさないんですがね。

ボン・ヴォヤージュ

舞浜

ボン・ヴォヤージュの下を抜け、階段を降り、京葉線の高架下を東京方面へと進んでいく。ここでディズニーランドへと向かう人間と別れ、車ばかりが通る道を進む。ヤシの木が並び、まるで南国のような雰囲気だが、やはりここは日本。カラっとした暑さなんかとはもちろん無縁であり、夏はムシムシしたうだるような暑さが、冬は太平洋側らしい乾燥した寒さが周りを包んでいる。

舞浜

「Tokyo Disney Resort」と書いてある無駄にシャレオツな看板のある角を右に曲がり、京葉線と首都高速湾岸線の高架の下をくぐり、旧江戸川の土手へと上がっていく。ディズニーリゾートとは逆側の方向になるが、今回の目的地であるディズニーリゾートの堤防の外側へと向かうにはここを超えていくか、ディズニーシーのすぐ近くにある浦安市運動公園の近くまで行くしかないのだ。そのため、100ha以上の広さを誇る広大な東京ディズニーリゾートの敷地を相当量回る羽目になるので要注意。

舞浜 ディズニー堤防外側

ちなみに回るルートはこんな感じ。堤防の外側だけでも相当な距離になる(約5~6キロ、徒歩で約1~1.5時間かかる)うえ、浦安市運動公園側から最寄りであるディズニーシーステーションまでも遠回りしなければならない。

夢と魔法の国、その外にそびえる異質すぎる空間。

舞浜 ディズニー堤防外側

堤防を外側へと回り、すぐにまた東京湾側へと向かう。ここで一旦道なき道のような通路を通ることになるので注意が必要だ。しかしそれにしても狭いな・・・ 歩くのにもなかなか苦労するような場所だが、ここを日常的に訪れる人々はいとも簡単に通り抜けていく。

舞浜 ディズニー堤防外側

橋の下を抜けるといよいよディズニーリゾート突入だ。しかし何かが変わった部分は微塵も感じられず、むしろ逆にちょっと汚くなった?とまで感じる次第である。道は狭いし、鉄は錆びてるし、雑草は生え放題だし・・・ まるで立入禁止区域にでも入ってしまったかのような感覚に陥るが、何を隠そう、ここは合法的に立ち入れる場所である。

舞浜 ディズニー堤防外側

しまいには落書きまでされる始末だ。堤防の内側なら一瞬にして消され、警察が投入されるような案件だが、ここは人の目にはつかない場所。いつ書かれたのかはわからないが、さぞ当たり前かのような調子で放置されていた。

舞浜 ディズニー堤防外側

しばらく進むと堤防が新しくなり、道も開けてくる。どうやらこの辺は堤防が改修され、以前のものよりも高いものへと変更されたようだ。おそらく津波や高潮や何やらのリスクを考えてこうなったのだろうが、取材班から見てみると「堤防の中と外は絶対に行き来させん!!」という一種の意思表示にしか見えない。

なお、かつてはここにホームレスの家だの何だのが立ち並んでいた時期もあったようだが、2021年に訪問した際は見受けられなかった。どうやら2019~2020年ごろに一度工事が入ったようで、その際にいなくなってしまったようだ。諸行無常なり。

舞浜 ディズニー堤防外側

しばらく歩くと、堤防の横にオフィシャルホテルと呼ばれるホテル群が見えてくる。場所で言うとベイサイド・ステーションのあたりだろうか。堤防の内側ではリア充カップルやリア充ファミリーたちがキャッキャウフフしているのだろうが、外側ではまるでそんなものなど無かったかのようにのんびりした時間が流れている。それにしてもここまでコンクリートばかりだと無機質すぎてつまらないな。安藤忠雄かよ。(※安藤忠雄をけなしているわけではありません)

舞浜 ディズニー堤防外側

このオフィシャルホテル群も、堤防の外側から見るとこんな感じ。歩いて数分のように見える距離だが、実際に堤防の奥へと向かうにはぐるっと回る必要があり、実際に歩いて行こうとすると1時間近くかかるというトラップ付き。宿泊者のみなさん、くれぐれも堤防の外に行きたいだなんて思わないように。いや、思わないか。

舞浜 ディズニー堤防外側

様々な事情を抱えているこのエリアだが、やはり元々ホームレスタウンだったこともあり、随所にゴミが集められている。散らかっていないだけまだマシだが、まるで「ゴミ収集所」のような様相を呈している場所が各地に見られるのだ。そこに集められているのはもっぱら木のクズばかりだが、中には缶ビールや靴、挙句の果てにはなんだかよくわからない機械製品まで、実に多種多様なゴミが並べられている。

舞浜 ディズニー堤防外側

舞浜 ディズニー堤防外側

とはいえ、ここはあくまで東京ディズニーリゾートだ。美しいホテル群に呪われたホテルとして有名な「タワー・オブ・テラー」、そしていつまで経っても出航しない「SSコロンビア号」に至るまで、実に多種多様な風景を見ることができる。かつては漁師町として発展していた浦安だが、この光景を見てしまうとそんなことあったの?と疑ってしまうが、この辺に関しては、ディズニー側の視点から読むなら「海を超える想像力ー東京ディズニーリゾート誕生の物語」あたりが、もっと批判的に見るなら「東京ディズニーリゾート暗黒の軌跡」という本があるので読んでみるとなかなか面白い事情がわかる。

舞浜 ディズニー堤防外側

しかし、本当に誰もいないな。園内にはウン万という数の人間がいるのだろうが、ここにいるのはわずかな数の釣り人と日光浴をしている人くらいで、本当に数人しか人を見かけなかった。非現実をお届けするディズニーリゾート、そして別の意味で非現実な状況を醸し出しているこの場所、ある意味世間の喧騒を忘れられる素晴らしい場所で、時間に余裕のある人がのんびりと過ごすには最高の場所なのかもしれない。

舞浜 ディズニー堤防外側

堤防の外側を歩くこと1時間ちょっと。浦安市運動公園側の出口へとやってきた。一見出口が封鎖され、出れないように見えるこちらの出口だが、

舞浜 ディズニー堤防外側

こちらのはしごを使って外に出る形になる。一見危険に見えるこちらのはしごだが、堤防の裏側ははかなり高いところまで地面が迫っており、飛び降りることなく地上へと到達することができる。しかしそれにしても、誰がこんなものを作ったのだろうか。賢いのかアホなのか・・・。

なお上にある歩道橋のようなものは、東京ディズニーシーと駐車場とを結ぶ役割を果たす橋となっており、混雑時のみ使用されることになっている。しかし、こちらの橋は途中に地上に降りる橋がないため、我々は利用することができない。言いたいことは分かるけど、もうちょっと便利にしてほしいよね・・・。

舞浜 ディズニー堤防外側

また、入口のとなりにはこのようにガラクタの山が積み上げられていた。不法投棄にしか見えないんですが、これはいったい大丈夫なのでしょうか。

舞浜 ディズニー堤防外側

なお、浦安市運動公園側の出口には「閉鎖中」「立入禁止」という張り紙が貼られていた。立入禁止という割には逆側の出口を開放しちゃっているし、いったいどういうことなんでしょうか。「入っても文句は言わないけど、責任は取らないよ」ということなのでしょうか。ダブルスタンダードってやつなんですかね。もうよくわかりません。

舞浜 ディズニー堤防外側

そしてその中にあたる堤防の外壁沿いには実に意味深な落書きがされ、消されることなく放置されているという状況・・・。すいません、理解が追いつきません。本当によくわからない場所でした。


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