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安治川隧道(2023年3月訪問)

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JR・阪神西九条駅と地下鉄・阪神九条駅との間に立地。

安治川を渡るためだけに掘られたトンネルとして、第二次世界大戦中の1944(昭和19)年に完成し現在も徒歩・自転車客向けに無料で利用することができる。かつては自動車も利用することができたが、1977(昭和52)年以来利用することができない状態となっている。

安治川隧道

安治川隧道

安治川隧道は阪神電車の高架沿いに立地。西九条からは阪神の高架の横を、九条からはキララ九条商店街の中を通ることで到達できる。

安治川隧道

安治川隧道

独特の建物は健在で、今も自転車客を中心に多くの人々が利用していた。左2つの大きな扉は自動車用のエレベーターだが、こちらは長いこと使われていない。

安治川隧道

入口横には安治川隧道について解説する看板が設置されていた。どうやら日本全国でもかなり貴重な存在のようで、土木遺産にも認定されているとのこと。

安治川隧道

安治川隧道

安治川隧道

川を渡る地下通路へ入る方法は階段とエレベーターの2種類。エレベーターは6時から24時のみの稼働となっており、それ以外の時間は階段のみの利用となっている。昼間に訪問したところ、利用者は皆エレベーターを使用しており、階段に人の姿はなかった(「自転車利用の方はエレベーターをご利用ください」との掲示があり、その影響もあるのだろう)。

安治川隧道

安治川隧道

地下通路はなかなか狭く、1列で通行する形。地面に矢印がついており、左側通行で通っていく形となっている。テレビカメラを使用した監視が行われているようなので、間違っても変なことはしないように。

安治川隧道

安治川隧道

徒歩3-4分ほど九条側に到着。こちらもエレベーターは健在だが、左側のシャッターが更新されていた。残念ながら使われていない状況ですが・・・。

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