兵庫県三田市近畿

三田市「三田駅前商店街」「三田中町商店街」で三田市の変遷を見物してきた

全体人口の半分以上がニュータウンによる新住民によって占められた街・兵庫県三田市。しかし、新住民がいるということはもちろん旧住民もいるというわけで、とりわけJR宝塚線・神戸電鉄三田駅周辺を中心に昔ながらの街並みが広がっている。(インタビューしたおじさんは「省線」なんて言ってましたが、さすがにそれは言い過ぎ(笑))

神戸電鉄三田駅

神戸電鉄三田駅にやってきた。神戸よりも大阪との結びつきが強く、神戸からだといささか遠いこの三田という街だが、神戸電鉄全線が実質500円で利用できる乗車券が発売されたのもあって最近はここまでの距離がグッと縮まった気がする。まあそれでも大阪の方がよっぽど近い場所ではあるんですが。六甲山地の山々は険しいよね。

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三田阪急 外観

三田駅前には「キッピーモール」なるショッピングモールが軒を構えている。取材当時は「三田阪急」がまだ営業を続けていたが、今ではこれも閉店してるのか。時間の流れの速さに驚くとともに、少し寂しくなる。

閉店を迎えた百貨店「三田阪急」はどういう状況にあったのか【2021年3月訪問】
百貨店の相次ぐ今の世の中だが、それは兵庫県の地方百貨店も例外ではなかった。そんな2021年8月に閉店する「三田阪急」はどうなっているのか、取材班が訪問したところ、そこには小規模百貨店とは思えない充実した品ぞろえがあったのだった・・・

通路狭すぎ「三田駅前商店街」

三田駅前商店街

さて、本題に入っていこう。今回の目的は三田阪急について触れることではなく、三田駅周辺の商店街についてお届けすることだ。まずは三田駅を出てすぐ東側にある商店街「三田駅前商店街」についてだ。三田駅前商店街は駅を出てすぐ、ペデストリアンデッキのすぐ真下から始まる商店街で、名前こそ表に出ていないが写真のような屋根があるため割とわかりやすい。

三田駅前商店街

さっそく商店街の中を歩いて行こう・・・って歩道狭いなおい。おそらく後から車道を2車線分設置した結果こうなってしまったのだろうが、飲み屋もある中でこの狭さって・・・普通に事故起きるで。

三田駅前商店街

先ほど「飲み屋もある」と書いたが、どちらかというとこの商店街は居酒屋やカラオケ店といった、いわゆる「夜の店」がメインとなっているようで、それ以外のお店ももちろんあるものの、いかんせんその手の店が多いためそちらばかりが目立ってしまう。結局人間、食欲・睡眠欲・・・ってわけですね。

三田駅前商店街

そんな事情も加味してなのか、商店街ののぼりにはあのキリンビールが協賛に入るという珍しい光景まで見ることができる。「おいしさ 神戸産」って、ここは三田ですよとでも言いたくなったが、どうやらこのキリン神戸工場は神戸の中でも非常に三田に近い場所に工場を構えているようだ。ある意味賢い戦略なのかもしれない。

三田駅前商店街

比較的規模の小さいこの三田駅前商店街だが、実際行ってみると飲み屋がズラズラと並んでいたり、しかしその中にいかにもアンティークなビルが立ち並んでいたりと案外変化が激しく、そのせいかお店一つ一つを見ていても非常に面白い。街としてどうなのかという点はさておき、こういう場所もあるんだな、と感じる瞬間だ。

三田駅前商店街

なお、この三田駅前商店街は道の片方のみに展開されているという少々珍しい形態をしており、もう片側には高層マンションが立ち並んでいる。いかにもニュータウンらしい光景だが、よくこれで商店街として成り立つな・・・と狐につままれた気分になってしまうんですが、取材班だけでしょうか。

もはやマンション街やん「三田中町商店街」

三田中町商店街

三田駅前商店街のアーケードを抜けると、その先には「三田中町商店街」なる商店街が見えてくる。この商店街にはアーケードの類は一切設けられておらず、3灯式ランプがただひたすら並んでいる。3つも照明がついているあたり、やはり豪華だな・・・。

三田中町商店街

ここまで来ると駅から少々離れていることもあってか、どちらかというと地元密着型のお店が多くみられるようになり、全体的にのんびりした光景が広がっている。

三田中町商店街

しかし、このエリアも全体的に再開発が行われたからか、商店街としての体をなしている部分はごくごく一部に留まっている。実際に見れば分かるが、高層マンションやホテル等、なんだか商店街の面影が残っていないエリアも多く残っており、なんだかここは本当に商店街なのか?と不思議に思ってしまう。

三田中町商店街

かと思いきやなんだか明らかに古そうなお店が並んでいたりと、三田の周辺は異様に変化が激しい。元々三田は城下町として発展し、そしてそれが高度経済成長期に入ってから大規模にニュータウン開発が行われ再開発が行われたという経緯があってか、駅前一つを見ても様々な歴史の混じった風景を見ることができ、歩き回るだけでも非常に面白い。

三田中町商店街

川を渡り、さらにその先へと進んでいく。ここまでが三田中町商店街となっており、この先には住宅街が広がっていた。なお、古地図によるとこの川を越えた先の部分が「三田村」となっており、現在JRの線路が通っているエリアは別の街であったようだ。まあ今となっては両方「三田市」なわけだし、別に三田を名乗っていても全く問題ないとは思いますが。

三田中町商店街

そんな川の湖畔には「HONDA」と書かれた謎のお店が軒を構えていたんですが、

三田中町商店街

その軒先には

ねぇねぇ おもいだしてよ

あなたにも だいじなおかたが・・・・・・

あせらず いそがず

という一体何をしたいのかよく分からない言葉が。三田、のんびりしてて良い場所ですね(笑)


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