リゾートホテルの集結する地、那覇。有名どころだと「ブセナテラス」やビーチが目の前にある「ホテル日航アリビラ」あたりが有名。確かにリゾート地での宿泊はいかにも沖縄らしい考え方ではありますが、那覇市内での宿泊となると、意外に分からない!という方も多いのではないのでしょうか。
そんな方にお勧めなのが、今回ご紹介する「アルモントホテル那覇おもろまち」です。シンプルですが無駄のない客室、一通りのお買い物が完結する立地、そして極めつけは沖縄色がふんだんに取り込まれた朝食。正直、那覇市内で泊まるならここ一択だと個人的に考えています。今回は、そんな那覇市内に位置するホテル「アルモントホテル那覇おもろまち」の宿泊記をお送りします。
アルモントホテル那覇おもろまち 基本情報
住所 沖縄県那覇市おもろまち4-3-8
アクセス ゆいレールおもろまち駅より徒歩4分 駐車場あり(有料・1泊1,100円)
時間 チェックイン14:00、チェックアウト11:00
その他 近隣にショッピングセンター・コンビニあり
2006年2月に「法華クラブ那覇おもろまち」として開業後、2016年に全面リニューアル。2020年4月1日に「アルモントホテル那覇おもろまち」に改称の上、現在に至っています。名称変更のタイミングがあまりに辛すぎる・・・。
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周辺で一通り買い物の完結する立地
まずはアルモントほてる那覇おもろまちの立地から。まず公共交通機関でアクセスする場合、ゆいレールの「おもろまち」駅から徒歩4分ほどでアクセスすることができます。駅西側にあるペデストリアンデッキを抜けていくと「ALMONT HOTEL」の文字が見てきますので、そちらに向けて移動すればOKです。
車利用の場合は、ホテル横にある「P」(上記写真赤丸内)と書かれた場所に駐車場があります。駐車場には別途料金が発生しますが(取材班宿泊時は1泊1,100円)、那覇は全体的に駐車場の高い土地、ここは仕方ないでしょう。
公共交通機関・車どちらの利用でも、ホテル入口は1ヶ所のみで上の写真の場所から入ります。フロントは2階にありますので、エレベーターや階段で向かいます。
なお、周辺には商業施設が多数立地しており、ホテル横に「サンエー那覇メインプレイス」なるショッピングセンターがあるほか、ホテルから公園を挟んだ向かい側に「セブンイレブン」があり、24時間お買い物には困りません。沖縄のおみやげなんかもしっかり取り扱っており、国際通りに行かなくても十分では?と見間違うほどの品揃えがありました。
充実のチェックインエリア
さて、チェックインに移っていきましょう。先述の通り、フロントは2階にあります。
いわゆる「ビジネスホテル」に分類されるこのアルモントホテル那覇おもろまちですが、このホテルはチェックインエリアもなかなかの充実っぷり。チェックインカウンター横にはウェルカムドリンク代わりとして沖縄名物「さんぴん茶」に沖縄式味噌汁「かちゅー湯」が用意されていました。さんぴん茶おいしい。
それ以外にも、滞在中1日5回まで自由に持ち出しできるマンガコーナーや、
滞在中300円で借りることのできる、かりゆしのレンタルがありました。ちなみに宿泊期間に関わらず、一律300円で借りられるとのこと。長期滞在する方には大変お得です!
それ以外にも、何だかいろんな資料のそろったコーナーがあったり・・・ビジネスホテルとは思えない充実度でした。
シンプルだが無駄のない客室・館内
チェックインを済ませたところで、館内へと向かっていきましょう。館内の構成は上の写真のような感じ。朝食会場は2階、大浴場が最上階、それ以外が客室といったところ。さすがにここはビジネスホテルの域を出ませんね。
客室へと入っていきます。今回はシングルルームを予約しました。ツイン等も用意があるようなので、大人数での宿泊の場合はそちらをご利用下さい。今回のシングルルームは広さ13㎡と、シングルにしてはやや広めのお部屋でした。
お部屋の様子はこんな感じ。テレビがやや小さめですが、そこは許容範囲。小さめながらソファーがあったのは本当にありがたい!!
水回りも見ていきましょう。こちらも普通といったところですが、アメニティ類は引き出しの中に入っていました。2泊目以降、清掃を希望しない場合はアメニティが補充されないため、必要な場合はチェックインカウンター横から持っていく方式になっているようです。
最上階にある大浴場の様子はこんな感じ。大浴場というよりは中浴場といった感じで、いくつかの洗い場にバスタブが1つといったところ。サウナは残念ながらありませんでした。まああくまでビジネスホテルなんでこんなものでしょう。
ここの系列は朝食が神がかっています
朝食の様子を見ていきましょう。法華クラブ・アルモントホテルの系列はビジネスホテルにしてはレベルの高い朝食を出すことで有名で、私も系列の別ホテル「法華クラブ大阪」にて、非常に美味しい朝食を頂きました。
この様子を目の当たりにした取材班は、今回も朝食には非常に期待していたのですが・・・うーん!素晴らしい!!「沖縄の名物をふんだんに取り込んだ」朝食ということでしたが、まさにその通り、沖縄らしい食べ物がズラッと並んでいます。一部日替わりのものがあるということで、常にすべてを食せるわけではありませんが、基本的なメニューは1泊でも十分抑えられます。
そして、何といっても極めつけがこれ。驚いたことに、ブルーシールアイスが食べ放題なんです!!6種類のアイスは一部日替わりなのだそうで、取材班の宿泊日には「塩ちんすこう」や「ウベ(紅山芋)」など、沖縄らしいフレーバーから、定番の「バニラ」や「チョコレート」といった種類がありました。お店で食べればそこそこ値段がするブルーシールアイスが食べ放題なんて、すごすぎる・・・。
まとめ あくまでビジネスレベルだがレベルは最高峰
いかがでしたでしょうか。今回は、アルモントホテル那覇おもろまちの宿泊記についてお送りしました。あくまでビジネスホテルの域を出ないこのアルモントホテル那覇おもろまちですが、サービスの良さや朝食のレベルの高さは一級品。価格もビジネスホテルのお値段で泊まれますので、非常にコスパの高いホテルといえるのではないのでしょうか。沖縄に行く機会がありましたらぜひご利用下さい!
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