近畿兵庫県尼崎市

フェスタ立花 JR立花第2の再開発、その現在を見て回る

先日の記事にて、JR立花駅前初の周辺再開発「立花ジョイタウン」について、その歴史と現況を紹介した。しかし、第1の再開発があるということはもちろん第2の再開発があるというわけで、現在のJR立花駅前には4棟もの行政主導の再開発ビルが駅の前に立ち並ぶという、なかなかすごい景色を見せている。

フェスタ立花

さて、今回はそんなJR立花駅前第2の再開発エリア「フェスタ立花」へとやってきた。この記事では、この「フェスタ立花」について、その歴史と現況を見ていくことにしよう。

JR立花第2の再開発 フェスタ立花

ギリギリ20世紀開業です

フェスタ立花

フェスタ立花は、兵庫県尼崎市・JR立花駅南側に位置する再開発ビルだ。尼崎市の再開発事業「立花南第二地区第一種市街地再開発事業」によって、2000(平成12)年に開業した。同じJR立花駅前の再開発ビル「立花ジョイタウン」の開業が1980(昭和55)年なので、20年ものブランクを経ていることになる。

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フェスタ立花

フェスタ立花

フェスタ立花は「北館」と「南館」の2つの建物によって構成されている。北館の建物(写真上)は14階建てとなっており、下層階が商業施設、中層階にオフィス、上層階にマンション、という構成。南館の建物(写真下)は2つのタワーで構成されており、どちらも27階建て。北館と同じく下層階が商業施設、上層階がマンションという構成。少々オーバースペックに見えなくもないが、梅田から3駅、それも駅からペデストリアンデッキで直結という立地を考えると妥当なのかもしれない。

フェスタ立花

立花ジョイタウン

なおこのフェスタ立花、実際は「北館」「南館」以外に「立花ジョイタウン」もフェスタ立花の一部に含まれており、その名も「フェスタ立花 立花ジョイタウン」という名称が付けられている。尼崎商店連盟のWEBサイトによると、「フェスタ立花名店会」と「立花ジョイタウン商店街振興組合」は別の組合として存在しているようなのだが、実際のところはどうなっているのでしょうか・・・。

オフィスと住宅中心 フェスタ立花北館

フェスタ立花

フェスタ立花の歴史について見てきたところで、その現況について見ていこう。まずは駅に近い側の「フェスタ立花 北館」から。14階建てということでやや迫力には欠けるものの、シックな外観もあってそのショボさを全く感じないのが素晴らしい。

フェスタ立花

中へと入っていこう。先ほどの概要でも書いた通り、下層階が商業施設、中層階がオフィス、上層階がマンションという構成にはなっているものの、全体的にはほとんどがオフィスという状態になっている。商業もオフィスも「業務・サービス」に分類されているせいで分かりづらいのだがっそこはご愛嬌。

フェスタ立花

ビルの中に入っていこう。商業施設もあるにはあるものの、全体的にオフィスがメインとなっていることもあって閑散とした状況が広がっている。まあ商業はメインになっている訳ではないし、仕方ないか。

フェスタ立花

フェスタ立花

なお、数少ない商業テナントの中で最もにぎわっていたのは「パチンコ屋」でした(笑)なんだかこのあたりは良くも悪くも尼崎ですね。

フェスタ立花

ペデストリアンデッキ南側からフェスタ立花南館の様子を眺める。茶色で彩どられたビルの景色が非常に壮麗だ。尼崎らしくないこの景色、ぜひ今後とも残して頂きたい限りである。

ツインビルが美しい! フェスタ立花

フェスタ立花

続いてはフェスタ立花南館へ。いかにも日本を訪れた外国人が好きそうなツインタワーが目を引く。北館と違い、こちらはいかにもな超高層ビルが2軒どーんと建っているためか、非常にインパクトもあり、立花の景色に華を添えていると言って良いだろう。

フェスタ立花

フロアガイドはこんな感じ。北館と異なり、面積に余裕があるからかそこそこ規模のある商業施設が展開されている。核テナントとしてスーパーの「関西スーパー」、家電量販店の「エディオン」が入居しており、その勢いがうかがえる。なお、現在のテナントはこちらからどうぞ。それにしても再開発ビルなのにホームページが「まいぷれ」って、どうなんでしょうかね(笑)

フェスタ立花

ペデストリアンデッキと連絡する2階から中へと入っていこう。「商業施設」とはなっているものの、中はスーパーや衣料品店、塾や飲食店などがなりふり構わずごちゃごちゃと入居しており、一体感というものがまるで感じられない。なんだかそれとなく暗い雰囲気の広がる館内だが、このめちゃくちゃな並びを考えると致し方が無いのかもしれない。

フェスタ立花

そんなテナント街の一角には「運転免許取得相談コーナー」なるテナントまで入居していた。どう考えても通年で入るようなテナントではないと思うんですが、これでテナント代を回収できているのか、甚だ不思議で仕方がない。

フェスタ立花

フェスタ立花南館の2階にはテラス的な部分にもテナントが用意されており、これらのテナントは屋内から入ることはできず、外からの入場を強いられることとなる。神戸ハーバーランドあたりならテラス沿いに椅子が用意され、インスタ向けにパシャパシャと写真を撮りそうなものだが、そんなものはもちろん皆無である。

フェスタ立花

1階へと降りていこう。1階には核テナント「関西スーパー」のほか、飲食関係のお店を中心に多くの店舗が入居しており、2階と比べても非常に多くのお客さんで賑わいを見せている。2000年開業ということもあり、建物そのものも非常に綺麗で過ごしていて気持ちが良い。

フェスタ立花

しかしこちらも某ウイルスの現状下。建物そのものは非常に美しいのだが、飲食店が入っていたと思われるエリアを中心にシャッターの広がる景色が広がっていた。雰囲気が良いだけにもったいない・・・

フェスタ立花

外からも景色を見てみるが、その様子は大きくは変わらない。しかし自転車の多いこと多いこと。良くも悪くも尼崎って自転車社会ですよね。

フェスタ立花

中を回っていこう。核テナント「関西スーパー」のほかに、食料品・衣料品・書店などの生活に役立つお店が多く軒を連ねており、日常使いには非常に便利な存在となっている。北口には大規模な商店街、南口には大規模な再開発ビル。駅を挟んで2つの商業エリアがちゃんと共存できているあたり、相当需要があるんでしょうね。

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フェスタ立花

しかし、ここもやはり再開発ビル。屋内と屋外を結ぶ2枚の扉の間になぜかお店があり、今も営業を続けているなど、なんだか微妙にチグハグな場所も見ることが出来た(写真では分かりにくいですが、先ほどの写真と上の写真を見比べてみるとよく分かるかと思います)。

フェスタ立花

もう一度外からフェスタ立花南館の様子をうかがう。そういえばこの再開発ビル、商業施設部分のWEBサイトは「まいぷれ」で作成されているのに、駐車場部分のWEBサイトはなぜかちゃんとしたWEBサイトとして作られているんですよね。なんだか不釣り合い感がすごいんですが、もうちょっと良い感じに仕上げられなかったんでしょうか。立花ジョイタウンはしっかりしたホームページを持っているのに、なんだか勿体ないなあ。

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