フローラ88の隣にある謎の商業施設「サンフラワー」とは
フローラ88の隣には、それに隣接するような形で「サンフラワー」なるやや小ぶりな商業施設があり、フローラ88と連絡通路を介して接続されている。
一見するとフローラ88のサテライトにしか見えないこの建物だが、実際にはフローラ88とこのサンフラワーは完全に別々の形で運営を行っており、ホームページも別々に用意されているほか、「官報決算データベース」にも「株式会社サンフラワー」という形でこの建物の決算が掲載されている。
サンフラワーの中へと入っていこう。中は4階建てとなっているが、実際に商業施設として営業しているのは1フロアのみで、その他の階には公営施設やスイミングスクールといった、地元住民向けの様々な施設が用意されている。
連絡通路のある2階から中へと入っていく。先ほども書いた通り商業施設として営業を行っているのは1階のみで、2階は公共施設として営業を行っているということもあり、お客さんの姿も見られない。しかし、1階と2階の間にはエスカレーターが完備されており、昔は何かの施設があったことを匂わせている。すみません。よく分かりません。
ということですぐに1階に降りていく。フローラ88とは異なり、サンフラワーに入居する店舗は個人店や生協が整備した店舗によって構成されており、地元住民に完全にフィットしている。しかし、そのせいかお客さんはフローラ88よりも少なめで（フローラ88も混んでいるとはお世辞にも言えないが）、キレイに整備された商業施設の割にはのんびりした時間が流れている。
そんなサンフラワーの一角には「三田牛」の文字。三田牛というのは但馬牛の一種で、但馬牛のうち、指定農家で25か月以上育成し、三田食肉センターで処理を行ったものを「三田牛」と呼ぶそうだ。高いブランドがあるとは言えないが、但馬牛の一種ということもあり非常に美味なことで知られている。
ちなみに余談だが、かの有名な「神戸牛」も但馬牛の一種だ。さぞかし美味しいお肉なんでしょうね。貧乏人の取材班には高すぎて手が出ませんでしたが。
