近畿兵庫県宝塚市

ソリオ宝塚 宝塚駅前大規模再開発、その真髄を見よ!

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宝塚歌劇の拠点・阪急宝塚駅。特に阪急宝塚駅と宝塚大劇場とを結ぶ間のエリアにはこれまた雰囲気のあふれるいかにもな空間があり、人々のワクワク感を心の底から高めてくれている。いやー、ここは何度来ても良い空間ですね。

ソリオ宝塚

そんな阪急宝塚駅前にある施設の名は「ソリオ宝塚」といい、JR・阪急宝塚駅周辺に数多くの商業施設・オフィスビル・住居を提供しているという。今回は、そんな宝塚駅前に位置する再開発エリア「ソリオ宝塚」について、その様子を見ていくこととしよう。

宝塚駅前第2種市街地再開発「ソリオ宝塚」

ソリオ宝塚

ソリオ2

ソリオ宝塚は、阪急・JR宝塚駅前に位置する再開発ビル。「宝塚駅前地区第2種市街地再開発事業」により、1990年代にいくつもの建物が相次いで開業した。

ソリオ宝塚

1980年頃の宝塚駅前再開発予定図。今とは大きく異なっているのがわかる。

元々再開発には積極的で、阪急宝塚南口駅前に日本初の市街地再開発ビル「サンビオラ」を開業したほか、その隣の逆瀬川駅周辺、さらには阪急売布神社駅周辺でも再開発事業を行っている宝塚市。その完成形として行ったのがこの宝塚駅周辺地区の再開発で、その構想は何と1970年代までさかのぼるという。1980(昭和55)年には宝塚市によって早くも再開発による調査が行われ、将来的な計画まで示されていた。実際、全ての再開発が完了したのが2000年代だということを考えると、そのペースは非常に長いものだといえるだろう。

ソリオ宝塚

この結果、駅周辺の工区が1~8の8エリアに分割。このうち1~6街区が「ソリオ宝塚」、7・8街区が「花のみちセルカ」という形で再開発が行われ、現在に至っている。そのうち4街区は駐車場、5・6街区は阪急電鉄の駅舎の一部となっており、実質的には1~3街区のみが再開発エリアとなっている状況だ。なお、7・8街区は別の形で再開発が行われ、街区内の「花のみちセルカ」こそソリオ宝塚と同じ運営となってはいるものの、建設は全く別だったというから驚きだ。あれでその統一感・・・ディ〇ニーみたいですね。

ソリオ宝塚

ソリオ1完成予定バース。大まかな枠組みは似ているが、その中身は大きく変更されていることが分かる。

この結果、商業施設・ホテル・業務施設などが建設、現在に至っている。ここからは、そんなソリオ宝塚の内部について、その様子を見ていくこととしよう。

(第1街区)ソリオのメインエリア「ソリオ1」

ソリオ宝塚

ソリオ宝塚の歴史について見てきたところで、その内部へと入っていこう。まずは阪急宝塚駅と宝塚大劇場との間に位置し、宝塚歌劇を見に来る人々の大半が通るであろうメインの施設「ソリオ1」から。駅舎と一体化したこの施設には阪急百貨店やその他多くの店舗が進出している。阪急の駅舎とも一体化しており、意外に内部が広いのも特徴だ。

ソリオ宝塚

フロアガイドはこんな感じ。建物は4階建てで、それ以外にマンションが併設される典型的な再開発ビルらしい構造。宝塚駅とは建物の1階と繋がっており、その下に「花のみちセルカ」に繋がるG階(グランドフロア)があるという形態を取っている。G階という概念は欧州ではよく見られるが、日本に導入するのは珍しい。こんなところにも、阪急の異国情緒あふれる感覚を覚えさせてくれる。

ソリオ宝塚

ソリオ宝塚

さっそく中へ・・・おお!!なんだこれは!!中に入ると、いきなりドーンとこの美しすぎる広場とまるで自分が宝塚の主役になったかのような感覚を覚えさせてくれる綺麗な階段がお出迎え。とても商業施設とは思えない。

ソリオ宝塚

館内には「宝塚歌劇情報コーナー」なるものも設置されており、ここが宝塚という特別なエリアにあることを深く感じさせてくれる。宝塚歌劇場が近すぎるからか、訪問時は誰もいませんでしたが。

ソリオ宝塚

ソリオ宝塚

正面入口と豪勢な階段、そして美しすぎる吹き抜けに目を奪われるこのソリオ宝塚。とはいえ、あくまでここは地元向けの商業施設。中を見てもらえると分かるが、店舗構成は他の施設と比べても遜色なく、「観光客が来るから」という店舗は意外に少ない印象だ。大阪のユニバーサルシティウォーク大阪などとは全く違う店舗構成となっているのが本当に面白い。まあ、あちらも近隣にマンション街があったりするんですが。

ソリオ宝塚

商業エリアを抜け、上層階へと行ってみよう。3階にはソリオ宝塚を運営する「ソリオ宝塚都市開発株式会社」の本社が入居するほか、カルチャーホールやソリオホールなる文化施設が位置している。目立たない場所にあるのは事実だが、こんな場所にもちゃんと公益施設があるあたり、便利ですね。

ソリオ宝塚

ただ、宝塚駅の目の前一等地にパチンコ屋があるのはどうなんだ・・・??これでも以前は複数の店舗が入っていたようなので、だいぶ変わりはしたようですが。

(第2街区)予定通りにオフィス完成「ソリオ2」

ソリオ宝塚

続いてソリオ2へ。この街区には店舗や事務所などが入るビル1棟が計画されており、予定通り銀行や各種保険営業所といった施設が立地している。予定通りといったところか。とはいえ、予定では6階建てとなっていたのが、実際は6階よりも高い建物となっているのが面白い。オフィス中心のため、あまり用はないかもしれないが施設としてはなかなか面白い場所といえるだろう。周辺の景色に合うように茶色っぽい色をしているしね。

(第3街区)ビルが3棟・・・?「ソリオ3・宝塚ワシントンホテル」

ソリオ宝塚

ソリオ3へ行こう。ここと隣に位置する「宝塚ワシントンホテル」が同じ街区となっており、ここには「ホテルなどが入る4階、8階、9階建のビル3棟を計画しています」という説明がなされていた。しかし、実際に建設されたのは2棟のみ。それも6階建と8階建というなかなかに中途半端なものとなっている。どこかで設計変更があったのだろうが、でもまあ別にこれはこれで良いか。なんやかんや良い感じになっているし。

(参考)名前は似てますが違います「ソリオきたユニベール宝塚」

ソリオ宝塚

JR宝塚駅の北側、今回ご紹介したソリオ宝塚の逆側には「ソリオきたユニベール宝塚」という施設があり、一見するとこれもソリオ宝塚都市開発株式会社による運営が行われているように見える。

ソリオ宝塚

しかし、実際のところここは再開発エリアとしてのソリオ宝塚とは少々位置づけが違うようだ。こちらは兵庫県住宅供給公社が平成元(1989)年に建設した建物になるようで、商業機能も少しあるものの、基本的には県営住宅の一つにあたるものらしい。単に「ユニべール宝塚」としか書いていない看板がちょこちょこあるあたり、裏に隠された複雑な事情がうかがえる。

ソリオきたユニベール宝塚

注:奥半分は鏡です

ちないにユニベールの中にはこれまた非常に美しい(そして少し時代を感じる)天井壁画が設置されていました。やはりここは宝塚歌劇団の本拠地、いろいろと切っても切れない部分があるのでしょうね。

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