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泉ヶ丘地区の近隣センターの現状について【泉北ニュータウンと近隣センター(2) 】

※本ページにはプロモーションが含まれております。

余談:近隣センターを回るなら「HELLO CYCLING」がオススメ

ここでちょっと余談。泉ヶ丘地区の近隣センターは駅から離れていることも多く、歩いて回るには非常に時間がかかってしまう。かといってバスで回るには一度駅まで戻らないといけないことも多く、なかなか「ハシゴ」するには難しいのが現状(実際そんなことをする人がいないのも事実ですが(笑))。


そんなときに使えるのが、コミュニティサイクル「HELLO CYCLING」。会員登録をすれば専用のアプリから簡単に自転車を検索・予約でき、自転車を借りることのできるサービスである。

HELLO CYCLING 泉ヶ丘

画像はHELLO CYCLING 公式サイトより抜粋

これが泉ヶ丘地区においてはことのほか便利で、駅前だけでなく各近隣センターにもサイクルポートが整備されており、自由に貸し借りを行うことができるという利便性の良さ。実際に取材班もHELLO CYCLINGを行って取材を行ったので、よければぜひ一度利用してみてください。なお利用の際には以下の紹介コードを入力することでお得に乗れますので、ぜひお使いください。

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三原台

名称:三原台近隣センター

開業時期:1971(昭和46)年4月

核店舗:スーパー(サンプラザ)

三原台近隣センター

泉北高速鉄道泉ヶ丘駅の北東側にある近隣センター。現在もスーパーが営業を続ける数少ない近隣センターの一つで、駅からほどよく離れていること、住区幹線道路沿いにあること、駐車場が充実していることから、近隣センターにしてはかなりの人出が見られた。

三原台近隣センター

三原台近隣センター

スーパー以外の店舗に関しては割と普通という印象の濃いこの三原台近隣センター。とはいえ、スーパーがあるからか人出の数はそこそこ多く、それなりに賑わいを見せていた。やっぱりスーパーがあるとないとでは全然違うよね・・・。

高倉台

名称:高倉台近隣センター

開業時期:1971(昭和46)年10月

核店舗:なし(スーパー撤退済)→「みんなのマーケットるぴなす」というコミュニティマーケットが営業中

高倉台近隣センター

高倉台近隣センター

泉ヶ丘地区の中央東寄りにある近隣センター。ここ10年ほどで空き店舗が急激に増えた近隣センターの一つで、現在も苦戦を強いられている状況が続いている。幹線道路からやや離れたところに近隣センターがあり、高低差もあって非常に見にくいのが欠点か。

高倉台近隣センター

高倉台近隣センター

お店は無いわけではないが、全体的にシャッターや現在の情勢にはとても似合わない古めかしい看板を擁する店舗ばかりが並んでいる状況。明らかに時代に合っていない。

高倉台近隣センター

なお先ほどの概要にも書いた通り、高倉台近隣センターでは核となるスーパーこそ撤退したものの、その代わりとして「みんなのマーケットるぴなす」という小さな市場のようなものが開かれており、周辺住民の需要に答えている。しかし、営業時間を見てみると平日・土曜日は10:00~17:00のみ営業、日曜日は定休日という有様。やはり往時の姿には戻っていない模様だ。まあNPO法人が営業しているようなところだし、仕方ないといえば仕方ないか。

晴美台

名称:晴美台近隣センター

開業時期:1972(昭和47)年4月

核店舗:マックスバリュ(スーパー)

晴美台近隣センター

泉ヶ丘地区の東端に位置する近隣センター。16ある近隣センターの中で唯一のイオン系列となる「マックスバリュ」が入居する近隣センターとなっている。

晴美台近隣センター

まるでイオン感のないこのマックスバリュ。それもそのはずで、元々ここには大丸ピーコックという別のスーパーが入っていたのを業態変更したが故にこうなってしまったらしい。2022年にはリニューアルオープンをしたそうで、ここは当分安泰でしょう。あ、中身は意外と普通のマックスバリュでしたよ(笑)

晴美台近隣センター

晴美台近隣センター

なお気になるそれ以外の店舗はというと、こちらはなかなか厳しいようでして・・・(苦笑) これでも自治会と商店会が共同でイベントを開催していたりするそうですが、こういう状況下だしなかなか厳しいんでしょうね。

槇塚台

名称:槇塚台近隣センター

開業時期:1972(昭和47)年4月

核店舗:近商ストア(スーパー)

槇塚台近隣センター

槇塚台近隣センター

泉ヶ丘地区では最も南側に位置する近隣センター。幹線道路を挟んで左右2か所に近隣センターが分かれているのが特徴で、片側に核店舗である「近商ストア」が、もう片側に個人店や自治会館などが整備されているという、なかなか特異な一面を持っている。

槇塚台近隣センター

槇塚台近隣センター

近商ストアは普通のスーパーだったのでこの際置いておくとして、その反対側に位置する商店街群の様子を見ていこう。商店街のアーケードは2021年にリニューアルされたそうで、通路の舗装や柱の塗装も合わせて行われた関係か、見ていて非常に気持ちが良い。他の近隣センターでは見られないちょっとオシャレな店舗も何軒か進出しており、老朽化の否めない近隣センターの中では少々異質な光景を見ることが出来る。

槇塚台近隣センター

槇塚台近隣センター

槇塚台近隣センターの中を歩いていると、巨大な構造物が切り取られた跡を随所に見ることが出来る。実はこれ、もともと近隣センターの南北を結ぶ歩道橋が整備されていたのが、老朽化や核店舗である近商ストアの建て替えに伴い2018年に撤去された跡となっているもので、本来は全て撤去する予定だったのが、歩道橋の一部が建物と一体化していたせいで残っているというなかなかオツな存在なのだ。

槇塚台近隣センター

しかしこの光景ももうそろそろ見納めのようだ。というのも、撤去の支障となっていた建物を歩道橋もろとも撤去し、跡地に駐車場などを整備する予定が決まったからだ。「泉北コミュニティ」の記事によると

22年度中に撤去。23年度中の跡地活用を目指している。

と書かれており、撤去が行われるのも時間の問題だろう。ニュータウンの象徴として整備された近隣センター、その現実は残酷なものでした。

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